Unity の Universal RP と Post Processing
3月に入ってから、「Unity ゲームエフェクト マスターガイド 」を少しずつ読んでいる。
相変わらずテクスチャ等はありものを使用する歯がゆさはあるものの、掲載されている情報の価値は総じて高い。欲を言えばVisualEffectGraphの記載が欲しかったところだが、これはまた追って様々な情報が出るだろう。
サンプルを作成しながら一点気になった点があったので、備忘録を兼ねて記載しておく。サンプルではPost processing を使用してBloomなどのエフェクトを掛けるが、これはLWRPを使用しているがゆえに可能となる。現行のUnity 2019.3.4f1においては代わりに「Universal RP」が実装されており、この形式は現行の「Post Processing 2.x」とは互換性がないとのことだ。よって本に記載された形ではエフェクトがかからない。
ではどうするのかということなのだが、「Volume Framework」なるものを使うらしい。
それ用の空のGameObjectを一つ作成し、そこに「Volume」コンポーネントをアタッチすると、Volume Profileを作成してPost Processingのエフェクトを追加していくことができるようになる。画像下部の「Add Override」でエフェクトを追加できる。
そして、カメラのインスペクタから「Render Post-Processing」にチェックを入れること。これが分からずに結構手こずった。