actionScript書きの日記

アラフォーFlashデベロッパのブログ。actionscriptやobjective-cを経て、現在はUnity、Spine、AfterEffectsがメイン。

Houdini学習その1 ジオメトリに関してのいくつかの補足

Houdiniの学習を始めるにあたって

とにかく何も予備知識がなく、かつてMayaの体験版を少しだけ触ったことがある程度。この状態からどう学習するべきか、まずは学習方法を検索した。

そこで拝見した以下のURL内の一文が素人の自分にはしっくり来た。

houdini-kitchen.hateblo.jp

最初にやるべきは「ジオメトリを自由自在に操作できるようになること」。

というわけで、次は「ジオメトリとはなにか」を追いかけることになる。

 

「ジオメトリ」とはなにか

これに関しては以下の動画が非常に役に立った。

vimeo.com

話している詳細はネイティブの英語なので聞き取れるわけもないのだが、この動画内で表示された以下の画像は自分の理解を非常に助けてくれた。

f:id:goodbyegirl1974:20200314172255p:plain

Geometryはすなわち「Surface」を司る、ということ。ここでは自分は、オブジェクトの3D空間内での外観、つまりは形状、色、配置といった部分のことと理解をした。

なるほど、たしかに、Geometryを正しく理解してオブジェクトの基本的な外観を操作できるようになれば、まずは基本的なことができるようになったと言っていいだろう。というわけで、まずはジオメトリを意識して学習を進めることとした。

参考書籍はまずは以下の二冊。

gihyo.jp

books.mdn.co.jp

 

「Sweep」ノードに関する誤算

UnityにHoudiniからFBX形式でデータを渡す必要があり、無料版のHoudiniではFBX書き出しができないので、インディー版を購入。そして、ここで問題が起こった。

現状のHoudiniのバージョンは18。対して書籍内のHoudiniのバージョンは17.5。そしてバージョンが18になったのを機に、書籍内で使用されている「Sweep」ノードの仕様が大きく変更になったようだ。書籍に書いてある方法では、サンプルを正しく作ることが出来ない。

数時間ほどいろいろ調べてみたのだが、付け焼き刃の対応は無理と判断。本を理解する前に、Sweepノードの基本部分を理解する必要があるという結論に達した。

というわけで、ジオメトリの最初の学習は、このSweepノードの基本理解から始めたいと思う。