actionScript書きの日記

アラフォーFlashデベロッパのブログ。actionscriptやobjective-cを経て、現在はUnity、Spine、AfterEffectsがメイン。

Houdini学習その5 Attribute VOPでアトリビュートをいじる際の注意点

Houdiniにおいて、Geometryで作成した立体にUVを貼る際に、引っかかった点があったのでメモ。

「Houdini ビジュアルエフェクトの教科書」内に記載されている、UVを展開の際にサイズが0から1に収まらない際の対処法に関しての注意点。自分はこれに何度か引っかかって時間を無駄にした。

本に記載されている内容としては、「Attribute Promote」ノードを使用してUVの最大値と最小値を取得して、それを使って「Attribute VOP」ノード内でUVの値を0~1の範囲内に再設定する、というものだ。

だが、これをうろ覚えで実装すると何度か機能しない事態になった。原因はいつも同一で自分の操作漏れなのだが、備忘録を兼ねて記事化する。

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シンプルなノード構成で円柱の立体にUVの設定を行う。この際にサイズが変わってもUVが0~1内に収まるように設定を行っている。が何度かUVの値がxもyも0になってしまう現象が起こった。

原因は、「UV_texture」ノードの「Attribute Class」と「Attribute VOP」ノードの「Run Over」を揃えていないことで、ここを揃えないと最終的にuvの値が正しく上書きされない。

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ちなみに「UV Texture」ノードの「Texture Type」で取りうる値は、ジオメトリのタイプに依存するケースが有る。こちらも要注意。