actionScript書きの日記

アラフォーFlashデベロッパのブログ。actionscriptやobjective-cを経て、現在はUnity、Spine、AfterEffectsがメイン。

UnityでiOSビルドを行う際に「DXT1 compressed textures are not supported when publishing to iPhone」と出た際の対処法

前提

Unity2019.4.15f1を使用して、iOS用のビルドを行う際に

DXT1 compressed textures are not supported when publishing to iPhone
Resources/unity_builtin_extra

とエラーが出る。

 

対処法

結論から言うと、「Default-Checker-Gray」を使用していたのが悪かった。この画像の設定がiPhone用アプリ内では使用できないためのエラーらしい。

今回はPhotoshopで似たような画像を作成して、それに差し替えることで対応した。

 

注意点

自分が本件の解決に時間を要した原因として、現象の原因を理解しようとせずに、対処法だけ探したことが挙げられる。当初、以下のブログを読んで楽勝だと思ったのだ。

baba-s.hatenablog.com

 

だがこの記事に書いてある対処法を試してもエラーが解消しない。しばらく悩んで再度丁寧に記事を読んでみると、記事にはこうある。

DXT1 compressed textures are not supported when publishing to iPhone
Packages/com.unity.ads/Editor/Resources/Editor/landscape.jpg

 エラーの2行目が見事に違っている。そこでエラーを選択した状態でInspectorパネルを確認したところ、「Default-Checker-Gray」が表示されていたというわけだ。

念のために言うと上記ブログ記事はとても有用な記事だと思う。対処法のみをお手軽に探そうとした自分の怠惰に全ての原因がある。「特定画像の設定内容がiPhoneでは使用できない」のがエラーの原因なので、その画像を探す必要があるわけだ。記事の内容自体は非常に勉強させて頂いた。感謝申し上げる。

Unity内で画像の設定を変更できるのならそれでもいいのだが、今回は画像がUnityプロジェクトの外にあったので、画像の使用自体をやめる形で対処した。

 

ちなみに、以下のページも非常に参考になった。感謝申し上げる。

issuetracker.unity3d.com